四国支部 支部長就任
ごあいさつ
日頃は一般社団法人建設コンサルタンツ協会並びに同四国支部の活動に格別のご理解、ご支援を賜り、厚くお礼を申し上げます。令和3年4月より支部長を拝命いたしました天羽誠二です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、今まさに建設コンサルタント業界は新たな時代を迎え、大きな変革の時にあります。このような時代に支部長を拝命いたしましたことは誠に身の引き締まる思いであり、これからも本協会の発展と各種活動の活性化が図られますよう、微力ではありますが精一杯頑張ってまいる所存です。
建設コンサルタンツ協会四国支部は、昭和60 年4 月に中国四国支部から分離独立し、平成27年で創立30 周年を迎え、現在に至っています。四国支部設立当時は35社(四国内本社9社)でしたが、令和3年4月現在、55社(四国内本社26社)にまで拡大しております。これもひとえに、四国支部設立当時から会員の皆様の大変なご苦労、ご協力とたゆまぬ努力、そして何よりも我々建設コンサルタントを活用して頂き、かつ育てていただきました関係諸機関の皆様の暖かいご指導、ご支援の賜物と心より感謝を申し上げます。
皆様もご承知のとおり、令和元年から2年にかけて、労働基準法、品確法そして民法が相次いで改正施行され、我々建設コンサルタント業界を取り巻く環境は大きく変わりました。働き方改革の推進・実装、ICTの活用等による生産性向上、技術力向上、品質確保、そして安定経営を実現し、次代に活躍する素晴らしい人材を確保・育成し、社会資本に求められる品質の確保に取り組まねばなりません。建設コンサルタント業のやりがいや魅力を広く発信し、我々の活躍の場をさらに広げていく必要があります。
一方、令和2年1月から拡がりを見せた新型コロナウイルス(COVID-19)による社会経済活動の停滞・大打撃や地球温暖化に起因すると思われる自然災害の発生は、国民、県民の「安全・安心」な生活を脅かし、新型コロナウイルス感染拡大そのものとともに、二重三重のリスクとして顕在化しています。
そのような中、「防災・減災・国土強靱化のための加速化計画」が令和3年度から5年間15兆円として予算化が決定されました。この頻発・激甚化する自然災害への対応力を高め、建設コンサルタント業務をとおして地域社会への貢献にも務めていくとともに、何よりも持続可能な社会構築の一翼を担い続けていく必要があります。
これら多くの課題対応に全力で取り組んでまいりますので、建設コンサルタンツ協会四国支部会員の皆様におかれましては、なお一層のご支援ならびにご指導をよろしくお願い申し上げます。
令和3年5月
一般社団法人 建設コンサルタンツ協会四国支部
支部長 天羽誠二
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一般社団法人
建設コンサルタンツ協会 四国支部
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